鋼矢板・鋼管杭の修景
鋼矢板や鋼管杭等を用いた擁壁・護岸工は狭小地や都市部の用地利用状況、軟弱地盤などの土質条件などから採用されています。
設置された鋼矢板や鋼管杭は経年変化により腐食します。
この腐食が周辺の景観を損ない、また生物の生息環境も単一なものとなっています。
そこで、これらの部材の前面に自然石、溶岩石等を張り付けることで景観や生態系を考慮し環境を回復させる工法です。
製品特徴
- 薄型、軽量製品なので既設構造物の安定性に与える影響は大きくありません。
- 設置作業は人力でできるため、小河川や障害物のある個所でも施工できます。
- 薄型なので河積阻害は小さく、粗度係数も小さいので流下能力を阻害しません。
- 工場製作製品のため、石材を直接設置する工法に比べ工期の短縮が図れます。
- 多孔質石材タイプでは植物の生育や生物の生息環境の創出が可能です。
- 石材はスコリア、スライス溶岩、玉石、雑割石など多様な種類から選択できます。
製品名 | 鋼矢板用ビオフィルムHK(スライス溶岩) |
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名称 | 多孔質スライス天然石後貼りパネル |
規格 | 400タイプ:450×790×8(㎜) ハットタイプ:450×890×8(㎜) 500タイプ:450×990×8(㎜) 600タイプ:450×1190×8(㎜) |
面の凹凸 | 10(㎜)内外 |