2008年5月12日
首都高速の緑化始まる
2008年5月12日(月) 週間ブロック通信
首都高速の緑化始まる
首都高速道路(本社、東京)が昨年からリニューアルを進めてきた首都高速四号線(上り)代々木PAが完成し、リニューアルオープンを前に四月二十五日報道公開した。
今回のリニューアルでは、「代々木の小さな森」をコンセプトに環境に配慮した「エコPA」を目指して太陽光発電や遮熱舗装などの新技術・新素材が積極的に採用され、壁面にはPAの周囲を取り囲むように日本ナチュロック(本社、東京都港区、社長=佐藤俊明氏)と首都高速道路が共同開発したナチュロックの新製品・ビオボードBOX(商品名)が約二三〇uにわたり施工された。
新製品ビオボードBOXは、次世代の緑化型遮音板として開発したKBN−I型や壁面緑化用のKBJ−I型など三タイプ。緑化用の植栽孔を設けた他、潅水などのメンテナンスを軽減する工夫が施されている。首都高速道路では都内最大級の無機質な構造物とされる首都高の緑化を通じて、人と環境に優しく快適なハイウェイを創造する「首都高から始まる東京緑化計画・グリーンでゆこう!」を積極的に推進していく計画だ。